祝!『プロレタリアン・ラリアット』1位達成!!
怒髪天『プロレタリアン・ラリアット』が渋谷総合アルバムチャートTOP40で1位を獲得しました!。皆さんもっともっと法エンしましょう!本誌『男子たるもの』インタビュアー生田ユリのライブレポートが下記で見られます。みなさん、チェック!
<@ぴあ/怒髪天ライブレポート>
http://blog.pia.jp/livelog/2009/04/20090424_dohatsuten.html
怒髪天『プロレタリアン・ラリアット』が渋谷総合アルバムチャートTOP40で1位を獲得しました!。皆さんもっともっと法エンしましょう!本誌『男子たるもの』インタビュアー生田ユリのライブレポートが下記で見られます。みなさん、チェック!
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増子によるニュー・アルバム『プロレタリアン・ラリアット』の楽曲解説もついにフィナーレ! アルバムのラストを彩る幕引きナンバーについて、論じます。
■M-7「セバ・ナ・セバーナ」
「せばな」っていうのは北海道の言葉で、「さよなら」とか「それでは」とか「じゃぁね」みたいな意味。
坂さん(ドラム)は普段使ってるよ、電話とかで「せばな!」って。
シミ(ベース)と俺が「これ、サンバだな」って話していたら、上原子(ギター・作曲)が「サンバじゃない」って言い張るんだよ。
上原子は、「へぇ、これ、みんなにはサンバに聴こえちゃうんだぁ」みたいな感じで。
俺は「この人、何言ってんの? どう聴いてもサンバだ」と思ってたんだけど。
上原子いわく「ジョー・ストラマーが南国へ行ったら、たまたま現地の人たちとセッションした、みたいなイメージ」だと。
そんなこと言われても「はぁ・・・」って言うしかないだろう。
なんだかよくわかんねぇよな。
そのくせ、上原子がつけた仮タイトルが「サンバのジョー」!
やっぱサンバじゃねぇか!!
この曲は、歌詞が二転三転して、結局は、いつもライブに来てくれた人たちへMCで言っていることを言葉にして。
宝塚歌劇団のフィナーレみたいな、華やかな幕切れ曲にしようと。
昔、「ありがとな」という曲も出したけど、あれも、最初はライブに来てくれている人たちに伝える言葉のつもりだったんだよ。
でも、曲がメロウすぎて恥ずかしくてライブで歌えないなぁ、と思って友達に贈る曲にした。
今回はアッパーなサウンドだから、ちょっと照れくさくても歌えるかな、と思ってる。
ただ、サウンドはヒューマニズムあふれすぎないように、わざとバカみたいに陽気にして。
思わず「歯磨いたか?」と言いたくなるよな。
実際、「風呂入ったか?」、「レンタルで済ますなよ!」とか言ったテイクもあったんだけど。
「やりすぎだ、全部いらない」と周囲に怒られて却下。
この曲でワンマンが終わったら楽しいよね。
最近は、ライブを陽気に終わりたい気持ちが強いから。
サウンドも、リズムだけサンバ、ベースをロック、とかいろいろなパターンで演ってみたけど、サンバのリズムってそのまま使わないともったいないから。
陽気なバカさは残しておきたいから、こうなった。
せばな!
増子自身によるアルバム『プロレタリアン・ラリアット』の楽曲解説、第3弾! 裏話満載のエピソードをどうぞ!!
■M-5「よりみち」
これは、歌詞から先に作った曲。
俺は、カッチリと字数を合わせて歌詞を作るのが好きなんだよね。
でも、友康(上原子/ギター・作曲)は、字数がキチッとしているものにメロディをつけるより、むしろ字あまりとかに合わせたいタイプ。
「インパクトとか引っかかりが欲しいから、ここの言葉を増やして」って言われることもあるんだよ。
歌詞を書く人間は字数を合わせるのに苦労するし、メロディを作る人間は字数の揃ってないものは作りにくい、というのが普通なんだろうけど、俺と友康の場合は逆。
この曲は、歌詞の内容に寄り添ったメロディになっているから、要は「歌モノ」。
ロック・バンド的なアプローチよりも、歌モノのアプローチで完成した。
で、今回、思ったのが、詩先の曲は楽だ! ということ。
自分の得意な文字のリズムがあるから、歌詞から先って楽でいい。
歌詞は詩と違って、読むもんじゃなくて聴くもん。
ルビふらないと分からないような難しいものや、文学的な見地でどう思われるか、とか、そういう歌詞には最近、まるで興味がなくなったんだよな。
もしそこにこだわるんだったら、詩集でも出したほうがいいもんな。
今後も歌詞はどんどんシンプルになっていくと思う。
でも、逃げられないぶん、シンプルな歌詞ってのも難しい。
「俺が分かればいい」みたいな独りよがりな表現じゃなくて、みんなが分かる歌詞。
これはハードルは高いよね。
でも、やっぱり俺は本音の部分だけで勝負していきたい。
それが一番、面白いし。
言いたくないようなことを歌ってもしょうがないし。
時間の無駄。
■M-6「うたのうた」
この曲の裏テーマは「もしも『みんなのうた』から依頼が来たら〜」。
由紀さおりさんが歌ってくれるような、スタンダードで普遍的なものを作りたかったんだよね。
これは、歌うの大変だった!
気合いを入れずに歌うということの難しさを知ったわ。
ほら、つい気合いが入りがちだから、俺は。
力まずに歌うテクニックが難しかったなぁ。
何回も何回も何回も、歌いなおした。
ほんと、誰かに歌ってほしい。
この曲が、どういう風に化けるか見てみたいな(笑)
最初はバイオリンとアコーディオンでアレンジしようか、という話もあったけど、最終的にはロックよりのサウンドになったね。
昔の歌謡っぽいロックに仕上がった。
今回も引き続き増子がニュー・アルバム『プロレタリアン・ラリアット』の楽曲解説を論じます。我々、労働者たちの怒りの一撃を代弁してくれます!
■ M-3「マン・イズ・へヴィ」
モチーフは寅さん。
日本語と英語がゴチャマゼになったような、よくあるジャパニーズ・ロックの表現方法がどのくらいトンチンカンか、よく分かる歌詞に仕上がった。
パッと聴くとカッコイイ、よく聴くと寅さんでアホらしい。
この仕掛けは、日本語英語のゴチャマゼ・ロックに対する当てこすり。
このくらいアホらしい歌詞が一瞬かっこよく聴こえるマジックもあるんだから、ちゃんとロックを聴くときは歌詞を見ろ、と言いたいね。
この曲には奇妙なフレーズがいっぱい入っているから、ちゃんと聴いてみて。
寅さんって、最初からフラれて、出て行って、帰ってくるのが分かっているのに、それでも映画を見てしまう。
日本男児の姿、「顔で笑って心で泣いて」という良さが全部入っているもんな。
素晴らしい映画だよ。
まぁ、寅さんはメチャクチャだけどね。
腕一本、口八丁で生きて、全国を回っている姿。最後には身を引く男の美学。素直になれない男。
こういう人、いるもんなぁ。憧れる。
男の美学、自分なりの美学を、貫き通す姿はかっこいい。例え人から見て滑稽でも。
なにしろ「女の子に嫌われたくない」という若い男子が増えている。
まだ「女の子たちに好かれたい、みんなに好かれたい!」ぐらいならアグレッシブでいいけどね。
「みんなに嫌われたくない」ばっかりなんだから。情けない。
逆に「みんなを好きになる、みんなを嫌わない」というぐらいの姿勢を持てないものかねぇ。
寅さんみたいに、自分の損得だけじゃなくて、自分の美学に則って生きていく姿を見てほしい。
損することのほうが多いんだろうけど、「まいっちゃったなぁ」と頭をかきながら帰っていく姿に救われるだろう。
■M-4「全人類肯定曲」(アルバム・バージョン)
これは、前回も言ったけどみもふたもない曲だ。
前回のツアーで何箇所か一緒に回ったフラワーカンパニーズと話してて。
フラカンには「深夜高速」という名曲があるんだけど、その中の歌詞に「生きててよかった」というフレーズがある。
あの曲を作ったあと、フラカンは「もうこれ以上歌うことがない」って、すっごい行き詰ったんだって。
それで、俺も、「これを歌ったら言うことが何もなくなる!」と思えるような曲を作ろうと思ったんだよ。
そんな風に行き詰ってみたくて。
だから一言、「生きてるだけでOK!」。
でも、結果的にぜんぜん、行き詰らなかった!
俺、まだいっぱい言いたいことあったんだよな。
けっこう俺は、細かいこと言いたい太刀だからね(笑)
この曲は、誤解も覚悟で作った曲。
24時間テレビみたいな、平和、愛、世界みたいな受け止められたらどうしよう、と思って細心の注意をはらった。
だからこそ、「生きてるだけで」のあとに「OK!」。
「OK」をつけて軽くしておかねば、と。
さらに「まァ、イロイロあるケド」をつけておけば、誰も反論はないだろう。
アルバムでは、シングル・バージョンと違う。
初回盤は、お客さんのコーラスが入っている。
通常盤は、管楽器入り。RCサクセション風に仕上げた。
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4月22日に1年半ぶり
のアルバム『プロレタリアン・ラリアット』をドロップする怒髪天! 今回はアルバムについて論じる第1弾。増子自身による解説付きでどうぞ!
世の中はラブ・ソングばっかり。みんな、ラブ・ソングがスキだよねぇ。
100曲あるうちの60曲ぐらいはラブ・ソングでもいいけど、98曲はいらん!
どんだけラブいのよ、お前ら。
俺にはまるで関係ないけど。
毎日、毎日、みんなラブいものばっかり聴いてるんだろうねぇ。
購買層が女子中学生や女子高校生だって言うんだから。女学生たちは恋がしたいのかねぇ。恋はいいけど、恋の相手がまたモヤシみたいな男でさぁ、似合わねぇ服着たような。そんな彼氏・・・・・いいのか? それで。
そこで、俺たちのアルバム『プロレタリアン・ラリアット』は、「生きる」と「働く」という普遍的なテーマ2本柱で、ややコンセプトアルバム的なものを掲げようと考えて作った作品。最初は9曲ぐらい入れようと思ったけど、9曲を並べて聴いてみると、どうやらトゥーマッチで。自分たちで聴いてお腹いっぱいなんだから、これはヘビーすぎるだろう!と思って、結局7曲入りにした。
アルバム・タイトルの『プロレタリアン・ラリアット』は、プロレスラーのスタンハンセンの必殺技「ウエスタン・ラリアット」にかけた昭和な駄洒落でもあるんだけど。 要は、労働者から必殺の一撃!という意味。
「麻生首相に叩きつける!」ぐらいの勢いもあるんだけど、あの人、叩きつける前に既に弱りきってるな。いっそのこと、サッカーの岡田武史監督が首相になったらいいのにな。
きっと新しい手法で来るよ。フォーメーション作戦とか。
イチロー首相はどうだろうね、人気はあるだろう。
政治家として勉強してきた人より、タレント議員のほうが役に立っているんだから。スポーツ首相のほうがいいかもしれない。
■M-1「GREAT NUMBER」
1曲目からタダゴトじゃないよね。
日本のロック・バンドは、もっと自分たちの血、自分たちのお国柄を世界に誇ってもいいと俺は思う。みんなが外している民謡的な部分をもう一度触っておこう、と思って作った曲。「仕事へ行くとき、漁に出るとき、日本のロックバンドがもし曲を作るとしたらこうなるだろう」と。生き物として、逞しく強い物って、土着的なことだと思うんだよ。
それが、都会暮らししてると忘れちゃうし、希薄になるんだよね。
でも、時代が変わっても土地が変わっても、人間としての姿は変わらない。
飯食って酒を飲んで、働いて、友を信じてという普遍的なものを歌った。
ボーカルは、一発目の録音のときにモニターの調子が悪くて。
俺の声がぜんぜん聴こえないから、大声で思いっきり歌ったわけ。
そのあと、モニターを直して何テイクか録ったけど、結局、一発目が良かったからこれを使った。
もっとうまく歌えたテイクもあったけど、迫力を考えたらこっちかな、と。
コーラスはジャッキー・チェンの映画みたいになってるけどね。
世界中の人に聴かせて「どこの国の歌でしょう?」と聴いたら、みんな日本の曲って分かってくれると思うよ、これは。
でも、今、日本で流れている曲は、なにかしら「洋楽をいち早く輸入しました」みたいな音楽ばっかり。
洋服だって、今年一番カッコ良かった服は、来年、一番カッコ悪いんだよ。
なぜ、ロックバンドがそれを目指すのか、まったく分からない。
■M-2「労働CALLING」
シングルになった曲。
ためて、ためて、ドーンといく感じだよね。
「人生はクローズアップしてみると悲劇だけど、俯瞰で見ると喜劇だ」っていう言葉通り、シニカルであり楽しくもあり、意外と悲しかったりする曲。
よくできた曲だよね。1週間で細かく区切ると非常に悲惨だけど、はたから見ているとちょっと笑える。
そういう自分を笑えるか、どうかが大事。
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今回は特別編として、2009年4月12日にSHIBUYA-AXで行われた『4.12春の陣“スプリング・ファイト労働決起集会”』の様子をお届けします!
“春闘(スプリング・ファイト)”と銘打たれた今回のライブは、4月22日リリースの『プロレタリアン・ラリアット』と同じく“労働”がコンセプト。
レポートするのは年末の『トーキョーブラッサムスペシャル』ですっかり怒髪天の虜になった、ライター・ヨシダ(もうすぐ30)。前回のライブ会場ですぐさまDVDを購入し、担当編集からCDをかっぱらい(すいません、これからは買います)、聴いてきました踊ってきました。今回は満を持しての“春闘”参戦です!!
ビール片手に待ちわびて、スタッフさんの音テストにも「すわ、始まりか!?」と過敏に反応。
メンバーが現れると、この日配られた小旗がいっせいにはためき、まさに労働決起集会のスタートです!
一曲目は最新シングル『労働CALLING』!!
♪どんなに働けど さっぱり楽じゃねえ
いつか幸せを掴む それは夢また夢
会場に集まった1600人の労働戦士は「ウンガラガッダー!!」と拳を振り上げ「こんな日本に誰がしたー!!」と絶叫。体内に抱えていたアツイものを一気にはき出させ、セットリストは『社会人ファイター』『喰うために働いて 生きるために唄え!』とつづきます。
と、ここでVo.増子直純のMCが入り「先代から伝わる素晴らしい労働歌を聴いてもらおう」と、あの『山谷ブルース(※)』を披露。
40年前のドヤ街をモチーフにした歌が、現代の「働く悲しみ」と通じることを感じて、静まり返る会場……と!
来ました! 『ビール・オア・ダイ』!!
ああ、すでにビールを飲み干していた自分が恨めしい……でも、買いに行ってるヒマはない!
『無職透明』『宿六小唄』とどこか寂しく、愛すべきダメ人間たちの物語が続くと、さらに現状を打ち破れ! とばかりに『俺達は明日を撃つ!』。
♪親指と人さし指で ピストルの形を作り
俺たちは明日を撃つ さすらいのガンマンさ
1600丁のピストルが、会場内で炸裂! もちろん、増子のピストルは誰よりも火を噴きまくり、『よりみち』『全人類肯定曲』とボルテージは天井知らずに上がりっぱなし。
『NO MUSIC NO LIFE』の頃にはテンション最高潮で、ヨシダはあまり記憶がありません。
とりあえず、飛びました。ステージ近くはもっとヒートアップしていたので、次回はそっちに行ってやる!!
結局この日は2回、計4曲のアンコールもあり、120分17曲にわたるライブとなりました。
最後の一曲『ヘベレ・ケレレ・ヨー』では、増子が男女別のシュプレヒコールを求めましたが、そのうち「先週、10時間以上残業したやつ!」「いま仕事がないやつ!」と“労働”にかけた呼びかけに。最後は「いま、恋人がいないやつ!」と呼びかけ、大音量の「ヘベレケレレヘベレケレレヘベレケレレヨー!」が響き渡りました(笑)。
ちなみに、この日のために赤で揃えたステッカーと手拭いも作った怒髪天……が、
「これは、俺たちと同じく働く染め物屋のおじさんが……赤く染めたはずの、手拭い」(増子)。
そう、「赤でオーダーしたはずの手拭い」が、なぜか、あずき色に仕上がっていました(笑)。
「むしろレアだね」のひと言に会場も爆笑。
今回も、メンバーそれぞれのMCが炸裂したのは言うまでもありません。
4月22日にはアルバム『プロレタリアン・ラリアット』が発売されるのは前述の通りですが、怒髪天の本当の魅力はライブにこそあり!!
いつかきっと武道館を満員にすると確信した、渋谷の夜でございました★
【セットリスト】
1. 労働CALLING
2. 社会人ファイター
3. 喰うために働いて 生きるために唄え!
4. 山谷ブルース
5. ビール・オア・ダイ
6. 無職透明
7. 宿六小唄
8. 俺たちは明日を撃つ!
9. よりみち
10. 全人類肯定曲
11. ドンマイ・ビート
12. NO MUSIC NO LIFE.
13. 酒燃料爆進曲
アンコール
1. はじまりのブーツ
2. 好き嫌イズム
3. NCT
アンコール
1. ヘベレ・ケレレ・ヨー
(※)山谷ブルース
1968年にリリースされた曲で、山谷に住む日雇い労働者を題材としている。「フォークの神様」と呼ばれる岡林信康のデビュー曲でもある。♪今日の仕事はつらかった あとは焼酎をあおるだけ……♪のフレーズは、この曲を知らずとも聴いたことがあるはず。
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さて、今回も引き続き、増子直純が発表する2008年の漢字。
前回、「芽」「痛」「妊」という3文字が並びましたが、今回はズバリ、労働の「労」!
ニュー・シングル『労働CALLING』と今の日本の労働者について、増子が論じます!
労
ワーキングプアという言葉があるけど。
これに当てはまる年収のボーダーラインを調べたら。
俺、ずっっっっとワーキングプアだった!
なめんな!
俺、貧乏だったの?ってビックリしたんだよ。
ニュースを見ていると、内定取り消しとか。派遣社員カットとか。
ほんと、ありえない。
働かずして貧乏なのはしょうがないけど。
働いても貧乏ってありえないよね。
労働者が虐げられている今の日本は、未来がないぞ。
こないだ、俺、朝10時から地下鉄乗って仕事行ったんだけど。
朝の地下鉄のラッシュ、ただごとじゃない!
心が折れるよ。
俺は、地下鉄の中でアワアワしているしかなかった。
わ~っと人が流れて、あ~っと人が押し戻されて。
俺、今、すごいポーズだなぁ、と思いながら、
「すいません、すいません」ばっかり言ってたんだよ。
ああいう風景を見ると、労働者はもっと敬われるべきだよな。
そういえば、撮影で朝10時に豚骨ラーメン食ったら、めちゃめちゃ具合が悪くなった。
みんなも朝10時のラーメンはダメだよ。注意しよう。
俺、去年は60日以上連続で休みがないぐらいよく働いた。
60日のうち、1日半フェリーで移動した日だけ仕事しなかったけど、
酔い止め薬飲んで寝ちゃってるから、結局遊んでないんだよね。
怒髪天のニューシングルのタイトルは『労働CALLING』。
まさに、今、言わなくちゃいけないことを言った曲。
「こんな日本に誰がした」
俺もさんざん働いてきて、働けど働けどの辛さは分かってる。
だからこそ、ワークソングを作りたくて作った曲。
ギターはメタルでリズムはポルカ。
歌詞に出てくる「ウンガラガッタ」は、意味ない。
「ウンジャラゲ」とか「スーダラ」とか「えんやぁとっと」とか「ええじゃないか」と一緒で、ただの掛け声なんだよ。
働く者が感じる大きな車輪とか、コピー機の音とか、がむしゃらな感じをイメージした言葉。
意味がないことがいいんだ。
「ウンガラガッタ」は「ウンガラガッタ」。それだけ。
一瞬、タイトルも「ウンガラガッタ」にしようと思った。
ジャケ写は、「ザ・クラッシュ」の「ロンドン・コーリング」へのオマージュ。
ロンドンに呼ばれているんじゃなくて、毎朝、みんな労働に呼ばれているから「労働コーリング」。
間違って訴訟になれば面白いんだけど。
世界的にバカがいることを証明したいよね。
ジャケ写は手足の長いモデルさんにやってもらって、新潟で撮影した。
振り下ろしてるつるはしも、今はなかなか売ってないらしくて通販で買ったんだって。3千円で。
~to be continued~
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みなさん、あけましておめでとうございます
年は明けましたが、相変わらず増子節は止まりません
!
さて、世間的には2008年の漢字が『変』と発表されました。増子直純的な2008年の漢字は何でしょうか?
一文字にはまったく収まらなかった為、いくつか発表します!!
芽
バンドの漢字としては、2008年は『芽』。
芽が出た、という意味で。
ライブDVDがやっと出せた!
ライジングサンのメインステージのトップバッター!
夏フェスは2008年がバンド史上、最多出演!
ノーミュージックノーライフ、シングルでコラボできた!
カウントダウンジャパンでカウントダウンを担当!
などなど。
それにしても種撒き、長すぎたなぁ。
痛
もういっこ、バンド的には『痛』という漢字もあるな……
まさかバンドメンバーから痛風を患う人間が出るとは……(※ドラムの坂詰氏)
『ジジメタルジャケット』っていう爺さんばっかりのメタルバンドを描いた漫画があるんだけど。
昔、読んでて、「こんな年までバンドやってたらかっこいいな~」なんて思っていたんだよね。
気が付いたら、怒髪天にもジジメタルがいた!
痛風なんてただ事じゃないからね。これはビックリ。
「複雑骨折した足をグネグネやっているような痛み」と坂さんが言ってた。
これまで体重は90kg超えして、周りが何を言っても酒も飯もやめなかった坂さんが、
痛風になったらみるみるダイエット。
現在、約65kgだからね。
やっぱり、分からせるには、痛みなんだよ。
体で痛みを覚えなきゃいけないんだよ!
妊
本当に思ったのが、世間を賑わすデキ婚の多さだよ。
なに、あれ、世間的には認められてんの?
俺、全然関係ないからいいんだけど!
それにしてもさ、俺が親だったら許さんよ。
「デキちゃった結婚」は「授かり婚」なんて言葉にすりかえられちゃって。
勝手に授かってんじゃねぇよ。
リア・ディゾンなんか、何しに日本に来たの?
「ポイしないで」って。
先にポイしたのはそっちだろう。
黒船が日本の大砲に撃ち落とされたんだな。
まぁ日本の大砲で良かったけど。
日本男児、やるなぁ、と。
ここは高く評価しよう。
アイドルとか女優がさ、いきなり「おめでたなんで結婚します」だって。
そもそもイメージで売っている商売の人たちなのに。
ファンの人だってさ、雑誌やDVD買って応援してんだよ。
きっと、デキ婚のニュース聞いた瞬間、全部、捨てるんだろうね。
ファンの人って、「アイドルともしかしたら……あると思います……」って思いたいじゃん?
まったく夢も希望もないな!
キョンキョン以降の「アイドルぶっちゃけ傾向」は、俺は残念。
しかし、やっと、今、Perfumeという理想のアイドルが現れたね。
くちパクでいいんです。
彼女たちはテクノッポップユニットという仕事なんだから。
3人が声を揃えて「パフュームです」と言うところもいい。
見事に仕事を全うしているじゃないか。
~to be continued~
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これまで、世の中を否定的な論点から斬っていた増子。しかし、ニューシングル「全人類肯定曲」をリリースしたことで、今回は珍しく、増子が近頃、肯定したい3つの物を発表します!
さて、最近のことを肯定しよう。
■肯定1:映画「デトロイト・メタル・シティ」
映画の「デトロイト・メタル・シティ」が良かった。
俺はあの作品、そもそも漫画全巻持っているぐらい好きなんだけど。
漫画のほうはどんどん手に負えなくなってきてるよね。
でも、映画は実に良くまとめてあるね!よくやった!
それと劇中の音楽がめちゃくちゃカッコいい。
すごくいい! 「SATSUGAI」とかサイコウ!
音源買おうかと思ってる。
■肯定2:ゲーム「ソウルキャリバーⅣ」
これは世界中のやつらと戦えるソフト。
これまで俺はコンピューターと戦ってきて、けっこう勝っていたから、強いと思い込んでいたわけ。
ところが、世界を相手にしてみたら・・・大弱。
俺、めちゃくちゃ弱い!!!ぜんっぜん勝てない!!!
勝率によってレベルがあるんだけど、俺のレベルは12。
でもレベル5のヤツに一回も触れないまま負けるんだもんな。
みんなの強さを肯定するよ。
そして俺は弱かったという事実も肯定しよう。
対戦すると、相手から「ナイス・ファイト」とか、「お前の戦い方は汚い」とか、そういうメールも受け取れるんだよ。
それが原因となってネット上でもめたりもするんだけど。
でも、俺の場合、弱すぎて誰からもメールがこない!
相手にされていないんだ。コントローラーが壊れるぐらい頑張ってるんだけど。
「攻防」って言葉があるくらいだから、
やっぱりガードしなきゃダメだよな。防御が必要。
でも俺、麻雀でもそうだけど、おりることをしないから。
とにかく攻めようと大ブリでいくから、一瞬で負けてる。
■肯定3:夏のフェス・イベント
今年もたくさんフェスに出たんだけど、フェスという空間を楽しむ人たちがいいよね。
みんないいヤツに見えて、全肯定してやりたくなる!
夜通し楽しいこと目白押しのフェス。楽しいな。
フェスで面白いのが、「絶対、俺らの音楽に興味ないだろう」と思われる学生っぽい男の子たちとかが、上半身裸で「イェ~イ!」って楽しんでいる風景。
「今がぜっっっ好調ですっっ!」みたいな状態見てると、楽しいよね。
めちゃめちゃ調子こいているあの姿。ノリノリで。面白いよ~。
あんなやつなかなか街中では見られない。
人間、解放されるといい顔すんだなぁ、と。
そんなヤツが、きっと来週から仕事だ勉強だのでションボリすんだろう、と思うと、「今を楽しめ!」って思うよね。
調子こきまくれる場所が年に一度でもある、というフェス。素晴らしい。
そもそも、あんなに調子こきまくるのは一年に一度に抑えておいた方がいい。
毎週、調子こいていたら痛い目にあう。社会的に抹殺されるだろう。
なんかフェスって平和的な気分になれるよな。隣人を愛せるような気分。
都内の電車では、なかなか隣人を愛する気分にはなれない。
電車ってさ、もっと優しくなれる音楽でもかけたらいいのにね。
あと、よくJRとかにある液晶画面に時計もつけてほしい。
天気は窓から見えるからいちいち教えてくれんでもいい!
結局、今回も肯定から否定になってしまったが。
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怒髪天のニューシングル「全人類肯定曲」が11月5日にリリース! ということで、今回は増子が北京オリンピックを肯定しつつ、新曲への思いを論じます。
今回の北京オリンピック。わりと観ていたよ、俺。
中国もよく頑張ったよね。よく開催に間に合わせて施設を揃えた!
花火がCGなんていいアイディアもあったし。
北島康介、カッコいいよね。有限実行。感動した。
北島に関しては、出先でもワンセグでチェックした。そのぐらい気になったよ。
レスリングの浜口京子は良かったよねぇ。あの子、本当に頑張ったと思う。
だって親父さんがああでしょう? 学校でも家でもアニマルなんだから。強くなるしかないだろう!
それがオリンピックでメダルを獲得するまでになったんだから感動したな。
野球は残念だったなぁ。
イチローとか松井とか参加しなかったのも残念だった。彼ら、なんか用事があったのかな。
フェンシングもよく頑張ったよね。太田選手。
試合も観ていたよ、すげぇ面白かった。
ウルトラクイズみたいにピカッと光るのが良かったな。
オリンピックイヤーなので北京オリンピックを肯定したんだけど、今回の新曲のタイトルは「全人類肯定曲」。規模がデカかればデカイほどバカらしいでしょ、だからタイトルは全人類とスケールを大きくしてみた。
そもそも世の中は否定ばっかりだから、俺は自分を肯定していきたい。
すると、最終的には生きているだけでOKだ、という結論に至った。
例えば、俺が過酷な旅に出て半死の状態で帰ってくるとしよう。
それでも俺の両親は、「生きて帰ってきただけで嬉しい」と言ってくれるはずなんだ。
だから、最低ラインであり最高ラインの"生きている"という状態を肯定していく、身も蓋もないような歌を作ろうと思ったんだ。
こういうテーマだと、作り手は照れとか誤解を生む恐怖があるんだけど、今回の曲は自分が自分を肯定するだけ。誰かを肯定する歌じゃない。
伊坂幸太郎の小説に「深刻なほど陽気に伝えるべきだ」というような言葉があったんだけど。
まったくそのとおり、重いテーマであるほど笑って伝えるべき。
今回は性別、年齢は関係なく、借金があろうと仕事がなかろうと、どんなシチュエーションでも問わない規模の大きな曲になったんだ。
それと、分かりやすくて聞き間違いのないような歌詞にしてみた。
例えば、コンビニとかで1回しか聞かない人もいるわけだし。
それでも絶対に聞き間違えないように、「みんなの歌」的な歌詞を。
ライブで1番聴いたら2番はすぐに歌えるから。簡単な歌詞でしょ。
とか言いつつ、俺、こないだ郡山で間違えた!
最後、早く歌い終わってラストの「OK」までまるまる3行、1分くらい空いちゃったんだよね・・・。
みんなさまざまな悩みは抱えているだろう。
でも、この曲を一度でも聴いて「生きてるだけでOK!」という最低ラインまで下りてみて。
そっからスタートしてみてほしい。
そして、軽く聴いて、鼻歌な感じで軽く口ずさんでほしい。
念仏みたいに何度も唱えればいつか本当になるよ。
「生きてるだけでOK!」って。
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