4.12春の陣“スプリング・ファイト労働決起集会”ライブ報告!
今回は特別編として、2009年4月12日にSHIBUYA-AXで行われた『4.12春の陣“スプリング・ファイト労働決起集会”』の様子をお届けします!
“春闘(スプリング・ファイト)”と銘打たれた今回のライブは、4月22日リリースの『プロレタリアン・ラリアット』と同じく“労働”がコンセプト。
レポートするのは年末の『トーキョーブラッサムスペシャル』ですっかり怒髪天の虜になった、ライター・ヨシダ(もうすぐ30)。前回のライブ会場ですぐさまDVDを購入し、担当編集からCDをかっぱらい(すいません、これからは買います)、聴いてきました踊ってきました。今回は満を持しての“春闘”参戦です!!
ビール片手に待ちわびて、スタッフさんの音テストにも「すわ、始まりか!?」と過敏に反応。
メンバーが現れると、この日配られた小旗がいっせいにはためき、まさに労働決起集会のスタートです!
一曲目は最新シングル『労働CALLING』!!
♪どんなに働けど さっぱり楽じゃねえ
いつか幸せを掴む それは夢また夢
会場に集まった1600人の労働戦士は「ウンガラガッダー!!」と拳を振り上げ「こんな日本に誰がしたー!!」と絶叫。体内に抱えていたアツイものを一気にはき出させ、セットリストは『社会人ファイター』『喰うために働いて 生きるために唄え!』とつづきます。
と、ここでVo.増子直純のMCが入り「先代から伝わる素晴らしい労働歌を聴いてもらおう」と、あの『山谷ブルース(※)』を披露。
40年前のドヤ街をモチーフにした歌が、現代の「働く悲しみ」と通じることを感じて、静まり返る会場……と!
来ました! 『ビール・オア・ダイ』!!
ああ、すでにビールを飲み干していた自分が恨めしい……でも、買いに行ってるヒマはない!
『無職透明』『宿六小唄』とどこか寂しく、愛すべきダメ人間たちの物語が続くと、さらに現状を打ち破れ! とばかりに『俺達は明日を撃つ!』。
♪親指と人さし指で ピストルの形を作り
俺たちは明日を撃つ さすらいのガンマンさ
1600丁のピストルが、会場内で炸裂! もちろん、増子のピストルは誰よりも火を噴きまくり、『よりみち』『全人類肯定曲』とボルテージは天井知らずに上がりっぱなし。
『NO MUSIC NO LIFE』の頃にはテンション最高潮で、ヨシダはあまり記憶がありません。
とりあえず、飛びました。ステージ近くはもっとヒートアップしていたので、次回はそっちに行ってやる!!
結局この日は2回、計4曲のアンコールもあり、120分17曲にわたるライブとなりました。
最後の一曲『ヘベレ・ケレレ・ヨー』では、増子が男女別のシュプレヒコールを求めましたが、そのうち「先週、10時間以上残業したやつ!」「いま仕事がないやつ!」と“労働”にかけた呼びかけに。最後は「いま、恋人がいないやつ!」と呼びかけ、大音量の「ヘベレケレレヘベレケレレヘベレケレレヨー!」が響き渡りました(笑)。
ちなみに、この日のために赤で揃えたステッカーと手拭いも作った怒髪天……が、
「これは、俺たちと同じく働く染め物屋のおじさんが……赤く染めたはずの、手拭い」(増子)。
そう、「赤でオーダーしたはずの手拭い」が、なぜか、あずき色に仕上がっていました(笑)。
「むしろレアだね」のひと言に会場も爆笑。
今回も、メンバーそれぞれのMCが炸裂したのは言うまでもありません。
4月22日にはアルバム『プロレタリアン・ラリアット』が発売されるのは前述の通りですが、怒髪天の本当の魅力はライブにこそあり!!
いつかきっと武道館を満員にすると確信した、渋谷の夜でございました★
【セットリスト】
1. 労働CALLING
2. 社会人ファイター
3. 喰うために働いて 生きるために唄え!
4. 山谷ブルース
5. ビール・オア・ダイ
6. 無職透明
7. 宿六小唄
8. 俺たちは明日を撃つ!
9. よりみち
10. 全人類肯定曲
11. ドンマイ・ビート
12. NO MUSIC NO LIFE.
13. 酒燃料爆進曲
アンコール
1. はじまりのブーツ
2. 好き嫌イズム
3. NCT
アンコール
1. ヘベレ・ケレレ・ヨー
(※)山谷ブルース
1968年にリリースされた曲で、山谷に住む日雇い労働者を題材としている。「フォークの神様」と呼ばれる岡林信康のデビュー曲でもある。♪今日の仕事はつらかった あとは焼酎をあおるだけ……♪のフレーズは、この曲を知らずとも聴いたことがあるはず。
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