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怒髪天・増子 物申す 第二十五回

Is0n2413_2  4月22日に1年半ぶり
のアルバム『プロレタリアン・ラリアット』をドロップする怒髪天! 今回はアルバムについて論じる第1弾。増子自身による解説付きでどうぞ!

世の中はラブ・ソングばっかり。みんな、ラブ・ソングがスキだよねぇ。
100曲あるうちの60曲ぐらいはラブ・ソングでもいいけど、98曲はいらん!
どんだけラブいのよ、お前ら。

俺にはまるで関係ないけど。

毎日、毎日、みんなラブいものばっかり聴いてるんだろうねぇ。

購買層が女子中学生や女子高校生だって言うんだから。女学生たちは恋がしたいのかねぇ。恋はいいけど、恋の相手がまたモヤシみたいな男でさぁ、似合わねぇ服着たような。そんな彼氏・・・・・いいのか? それで。
そこで、俺たちのアルバム『プロレタリアン・ラリアット』は、「生きる」と「働く」という普遍的なテーマ2本柱で、ややコンセプトアルバム的なものを掲げようと考えて作った作品。最初は9曲ぐらい入れようと思ったけど、9曲を並べて聴いてみると、どうやらトゥーマッチで。自分たちで聴いてお腹いっぱいなんだから、これはヘビーすぎるだろう!と思って、結局7曲入りにした。

アルバム・タイトルの『プロレタリアン・ラリアット』は、プロレスラーのスタンハンセンの必殺技「ウエスタン・ラリアット」にかけた昭和な駄洒落でもあるんだけど。 要は、労働者から必殺の一撃!という意味。

「麻生首相に叩きつける!」ぐらいの勢いもあるんだけど、あの人、叩きつける前に既に弱りきってるな。いっそのこと、サッカーの岡田武史監督が首相になったらいいのにな。

きっと新しい手法で来るよ。フォーメーション作戦とか。
イチロー首相はどうだろうね、人気はあるだろう。
政治家として勉強してきた人より、タレント議員のほうが役に立っているんだから。スポーツ首相のほうがいいかもしれない。

そのうち、アメリカ人の総理大臣が誕生したりして。Is0n2388

■M-1「GREAT NUMBER」

1曲目からタダゴトじゃないよね。
日本のロック・バンドは、もっと自分たちの血、自分たちのお国柄を世界に誇ってもいいと俺は思う。みんなが外している民謡的な部分をもう一度触っておこう、と思って作った曲。「仕事へ行くとき、漁に出るとき、日本のロックバンドがもし曲を作るとしたらこうなるだろう」と。生き物として、逞しく強い物って、土着的なことだと思うんだよ。
それが、都会暮らししてると忘れちゃうし、希薄になるんだよね。
でも、時代が変わっても土地が変わっても、人間としての姿は変わらない。
飯食って酒を飲んで、働いて、友を信じてという普遍的なものを歌った。
ボーカルは、一発目の録音のときにモニターの調子が悪くて。
俺の声がぜんぜん聴こえないから、大声で思いっきり歌ったわけ。
そのあと、モニターを直して何テイクか録ったけど、結局、一発目が良かったからこれを使った。
もっとうまく歌えたテイクもあったけど、迫力を考えたらこっちかな、と。
コーラスはジャッキー・チェンの映画みたいになってるけどね。
世界中の人に聴かせて「どこの国の歌でしょう?」と聴いたら、みんな日本の曲って分かってくれると思うよ、これは。
でも、今、日本で流れている曲は、なにかしら「洋楽をいち早く輸入しました」みたいな音楽ばっかり。
洋服だって、今年一番カッコ良かった服は、来年、一番カッコ悪いんだよ。

なぜ、ロックバンドがそれを目指すのか、まったく分からない。

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■M-2「労働CALLING」
シングルになった曲。
ためて、ためて、ドーンといく感じだよね。
「人生はクローズアップしてみると悲劇だけど、俯瞰で見ると喜劇だ」っていう言葉通り、シニカルであり楽しくもあり、意外と悲しかったりする曲。
よくできた曲だよね。1週間で細かく区切ると非常に悲惨だけど、はたから見ているとちょっと笑える。
そういう自分を笑えるか、どうかが大事。

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